英国警察における面接訓練の展開
講演：レイ・ブル教授　レスター大学（英国）
司会：仲 真紀子　北海道大学大学院 文学研究科

2009年7月23日（木）
15:00-17:00
北海道大学
人文社会科学総合教育研究棟W203

この講演では，以下の2つのトピックについてお話しします。
警察による被疑者と目撃者への面接：
イングランド/ウェールズの新しい取り組みと訓練法
被疑者への面接に関する最新の研究
　まず，古くから警察が被疑者や目撃者（特に話したがらない人）に対して行ってきた面接技法を振り返ります。その上で，イングランド/ウェールズでの警察官に対する面接技法訓練の大改革についてお話しします。これは PEACE アプローチと呼ばれる，心理学の知見を多く取り入れた面接技法です。
　次にPEACE訓練を受けた警察官による面接に関する研究についてお話ししましょう。これらの研究により，面接者の経験・適正・訓練に5つのレベルを設けるイングランド/ウェールズの新しいアプローチが確立しました。この5つのレベルについて説明し，「面接者の戦略やスキル」，そして「被疑者の行動や自白に関する最新の研究」についてもご紹介します。

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北海道大学大学院文学研究科内
「司法面接法の開発と訓練」プロジェクト 司法面接支援室
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