司法面接/司法面接研修
■司法面接とは:
司法面接とは、子ども(および障害者など社会的弱者)を対象に、以下の3つの目的を持って行う面接のことです。"forensic interview"と呼ばれることもあります。
目的1:子どもからの聞き取りが子どもに与える負担をできる限り少なくする。
目的2:子どもから聞き取る話の内容が間違った誘導の結果ではないかという疑念がもたれる可能性をできるだけ排除する。
目的3:子どもの関わった事件が何らかの作為による虚偽の話ではなく実際にあった出来事であるかどうかを検討するための情報を得る。
原則として1回,出来事に関する事実の聴取を行います。手続きとしては、まず信頼できる関係(ラポール)を築き,子どもから自発的に報告をしていただいたあと,オープン質問(お話しして,それから等),WH質問(何,誰,どこ等)を用いて面接を行います。録画により正確な記録を行い,子どもが何度も面接を受けなくてもよいようするなど、できる限り子どもの心理的負担を少なくする方法をとります。
■司法面接研修 @立命館大学:
(詳細はこちら)
https://forensic-interviews.jp/training/
研修に興味をもたれた方、研修を受けてみたいと思われる方は、司法面接支援室までご連絡ください。
■司法面接研修 @出張:
講師(トレーナー)が司法面接研修に伺う事も可能です。講師の旅費と謝金がかかります。
2日間の研修ですが,1日半,1日の設定も可能です。
講義を行うための全員が入れる大きな部屋と,面接演習に用いる小さな部屋が必要です。
現地でのトレーナーや受講経験者によるサポートがありますと助かります。
(問い合せ先)
https://forensic-interviews.jp/doc/?r=6