技術情報

201935日()

司法面接「研修」での録画の記録形式

 実際の司法面接を行う場合は,面接の目的に合わせた最適な記録形式で録音録画が行われることでしょう。
 ところで,研修ではどうでしょう。

 録音録画とその振り返り(再生)を複数回行う研修などで,再生をパソコンなどにファイルをコピーしてから行おうとする場合は,記録形式にAVCHDを用いない方が良い場合もあります。

 AVCHD では,複数回の演習を録画した場合でも,1つのファイルにまとめられてしまします。このため,2回目の演習の後にファイルをコピーしようとすると,1回目の演習のデータも同時にコピーする必要があります。3回目の演習の後では,1回目と2回目のの演習のデータも同時にコピーする必要があります。コピーに必要な時間が長く必要になってしまいます。

 研修では,1録画を1ファイルとして記録される記録形式の方が適切と思います。MP4形式(MPG形式)などで記録する方が,作業が効率的になります。最近のビデオカメラでは,AVCHDによる記録と同時に,MP4などの単独ファイルの記録も可能な機種もあります。

 AVCHDしか選択できない機種の場合,「演習のたびにSDカードなどの記録媒体を取り替える」などで対処可能です。
(武田知明)
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司法面接支援室 : 立命館大学 ・ 大阪いばらきキャンパス(OIC) ・ OIC総合研究機構 / 総合心理学部