催し物

2009821日()

録画された子どもへの面接:面接官に対する反対尋問

札幌児童相談所研修会ワークショップ
「録画された子どもへの面接:面接官に対する反対尋問」

【日程・場所】
 日にち:2009年8月21日
 時間:15:30~17:00
 場所:北海道大学 W棟201

【内容】
 企画:上宮 愛
 司会:栗田聡子
1.企画の説明
2.模擬の司法面接の証拠VTRを上映
3.証拠となったVTRで司法面接を行った面接官に対する模擬の主尋問・反対尋問と解説(秀嶋先生)
4.裁判員が司法面接をどのように判断するか(山崎優子先生:北海道大学)
5.ディスカッション(仲先生)

月に1度行われている、札幌児童相談所主催の研修会において、ワークショップ「録画された子どもへの面接:面接官への反対尋問」を企画させていただきました。6月にアメリカで司法面接法の訓練プログラム(APSAC)に参加した際に、録画された面接が法廷で証拠採用された場合、その証拠の信用性について面接官が法廷で証言するということを想定した模擬裁判などの講義を受けました。面接を行った後のことまでを想定した訓練プログラムには大変驚きました。アメリカでは、司法面接を行った面接官が法廷で専門家として証言したケースがいくつもあるそうです。日本でも今後、司法面接法が普及し、面接のビデオ録画が進むにつれ、同じようなことが起こる可能性が十分にあると考えました。
 今回のワークショップでは弁護士の秀嶋ゆかり先生にご協力いただき、実際に反対尋問のデモンストレーションを行っていただきました。また、北海道大学の山崎優子先生より、裁判員となる一般の方々が司法面接をどのように評価するかということについて調査データをもとにお話しいただきました。
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司法面接支援室 : 立命館大学 ・ 大阪いばらきキャンパス(OIC) ・ OIC総合研究機構 / 総合心理学部