催し物

2011527日()

法と心理学者による実務家研修【研修1】「目撃供述はなぜ誤るのか:その原因と目撃供述の評価法」

【研修1】5月28−29日に学習院大学で行われる認知心理学会大会に連結するかたちで開催します。
日時:5月27日(金)午後3時~5時
場所:学習院大学文学部10階会議室
対象:裁判官,検察官,警察官,弁護士等
講師:日本大学文理学部心理学研究室 厳島行雄教授
題目:目撃供述はなぜ誤るのか:その原因と目撃供述の評価法
 目撃供述が重要な証拠になる事件は決して少ないわけではない。しかも,事件によっては決定的な証拠となって被告人が裁かれる。しかしながら,過去,この証拠のために,多くの冤罪が起こっている。米国では,イノセンスプロジェクトの創設によって,DNA分析を用いた検証で多くの冤罪が報告されている(1980年後半から始まったこのプロジェクトでは,すでに266名が無実を証明され,出獄してきている)。驚くべきは,報告された冤罪の75%の誤判原因が,誤った目撃供述であったということである。では,なぜこれほどまでに目撃供述は誤るのか。このセミナーでは,目撃供述が誤る心理学的原因について解説すると共に,目撃供述の信用性を評価する方法について,話題提供者である厳島の鑑定事例を使用して報告する。
■イノセンス・プロジェクトのホームページは以下のURLで。
http://www.innocenceproject.org/


 本研修は,日本心理学会による助成,および,以下の団体による後援を受けております。参加費は無料です。
日本心理学会 日本認知心理学会 日本犯罪心理学会 法と心理学会 日本学術会議(法と心理学分科会) 北海道大学文学研究科JSTプロジェクト「犯罪から子どもを守る司法面接法の開発と訓練」
「法・矯正領域における心理実務家研修プログラム」
世話人 北海道大学大学院文学研究科 仲真紀子

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司法面接支援室 : 立命館大学 ・ 大阪いばらきキャンパス(OIC) ・ OIC総合研究機構 / 総合心理学部