催し物

2011817日()

面接者に対する反対尋問:子どもの録画面接をめぐって

【ワークショップ概要】
 子どもへの事実確認において,面接の録画や録音が行われることも増えてきました。近い将来,法廷で録画,録音の証拠能力が問われることも充分予想されるでしょう。子どもを出廷させる代わりに,面接を行った面接官が,証人として法廷に呼ばれ,証言するといった事態が生じることも考えられます。この場合,問題となっている面接において,「自分はどうしたか,なぜ(適切に)そうしたか」を証言することが求められます。さらに,「なぜそうしたか」ということのなかには『このような知見があるから,このような学術的研究があるから』といったことも含めなければならない場合もあるかもしれません。
 昨年度は,弁護士の秀嶋ゆかり先生にお越しいただき,模擬面接をもとに,面接者に対して,実際に反対尋問をしていただきました。また,山崎優子さんに(立命館大学)に裁判員が司法面接をどのように評価するかについての実験データをお示しいただきました。今年度はさらに,面接官には証人として,具体的にどのようなことが求められるのかについて,議論できればと考えております。

【日程・場所】
 日にち: 2011年8月17日
 時間:18:30~20:30
 場所:北海道大学 W201
 主催:北海道大学大学院文学研究科「司法面接法の開発と訓練プロジェクト」

【内容】
 司会:仲真紀子
 1.企画説明
 2.模擬裁判
   主尋問・反対尋問:秀嶋ゆかり弁護士,磯田丈弘弁護士
 3.ディスカッション:札幌法と心理研究会
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司法面接支援室 : 立命館大学 ・ 大阪いばらきキャンパス(OIC) ・ OIC総合研究機構 / 総合心理学部